たーうぇい

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングルのたーうぇいのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

あのジュマンジが進化して帰ってきた!
「ゲームの中の出来事が本当のことになる」という基本はそのままに時代に合わせてジュマンジというクソゲーが自らの姿を双六からテレビゲームへと変化させたのだ!
正直な話、自分の前作の評価はそこまで高く無かったが今作はかなり満足のいく内容だった。前作では双六の止まったマスに書いてある内容が現実世界に現れるというものだったが、ただそれだけのもので「ゲーム」と呼べるかは微妙なものだった。しかし、今作でのテレビゲーム化されたジュマンジは自身の選択したキャラクターになってしまうことやキャラクター固有のスキルという設定、ライフの残機の存在、それに伴い死ぬことによるリスポーンを利用した所謂デスルーラの存在など「ゲーム」という設定を活かした見事なものに仕上がっていた。また、そういった要素を加えながら「ゲームをクリアした時はスタートした時間に戻る」という登場人物への救済措置の設定が残っているのも嬉しい点だ。最後のシーンでテレビゲームとなった「ジュマンジ」が破壊されるところは個人的にグッと来た。私は基本的にハッピーエンドが好きなのでこの作品はかなり楽しめたと思う。前作との繋がりは無いと言ってもいいので、前作を観ていない人にもオススメできる良質なエンターテイメント映画だ。
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