このレビューはネタバレを含みます
伴侶として選んだ人がろくでなしだったら‥‥。気づくのがこのタイミング、しかもまだ知らないけどベイビーは誰の子?っていう、ただただ巻き込まれた奥様が可哀想で胸糞悪くなる映画でした。
見てしばらく、疲れてたのもあるけど、気分が沈んだ。突拍子も無いサスペンスなら、エンターテイメントとして楽しむ余地があるけれど、学生のいじめって手に届く悪意だから妙にリアル。性善説信者なので、人の悪意にとても弱いです。
最初は断然良い人だった旦那が、ラストはろくでなしにしか見えない。嘘をつくのは騙すということ。ゴードンの去りゆく背中は、なぜかユージュアル サスペクツのラストを彷彿とさせました。人を欺くという意味では共通点があるけど、本当に落ち込む映画でした。