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セトウツミのryucoのレビュー・感想・評価

セトウツミ(2016年製作の映画)
3.0
2017/06/25
@Amazonプライムビデオ
1人で

関西の2人の男子高校生、瀬戸(菅田将暉)と内海(池松壮亮)が毎日河川敷沿いの階段に座って、ただ日常会話を繰り広げる。それだけの映画である。

瀬戸はサッカー部に鳴り物入りで入部するも、あるとき先輩と些細な揉め事を起こしたことで退部。放課後、暇を持て余して河川敷へ。部活一筋といった感じで明るく、少し頭が弱い。
内海は成績優秀で毎日塾通い。放課後、塾までの暇を潰すために河川敷へ。勉強一筋といった感じで、根暗で知性的。
そんな性格も環境も違う2人が、たまたま河川敷で出会い、放課後毎日階段に座り、雑談をする。

本編は、短編集といった感じで、特に大きな山場もない。しかしあくまでリアルな日常の中の小さな起伏が見ていて心地よく、飽きなかった。

こういう日常を切り取ったような、ゆるいTHE 邦画は好みだが、結果的に若干物足りなさを感じた。なぜだろう。
池松壮亮の演技があまり好みじゃないのかな?
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