こうだい

セトウツミのこうだいのレビュー・感想・評価

セトウツミ(2016年製作の映画)
3.5
菅田将暉が出演しているという事で鑑賞〜


いや〜独特やったわ〜

世界観じゃなくて演出が。


もはや映画じゃなく、漫才やないか!


人の暇つぶしを観て暇つぶし出来る映画です〜!


くだらない事が面白いと思えるのが「青春」なのかな〜

【解説】
関西の男子高校生2人が放課後に何となく会話するだけという異色さで話題の、此元和津也による人気漫画を実写映画化!
タイトルは瀬戸と内海という主人公2人の名前を組み合わせたもので、彼らが交わす嘲笑的でユーモアを織り交ぜた掛け合いが展開していく!
クールな内海役には『海を感じる時』などの池松壮亮、天然キャラの瀬戸役に『共喰い』などの菅田将暉。監督は『まほろ駅前多田便利軒』などの大森立嗣が務める。

【内容】
性格は正反対だがどこかウマの合う高校2年生の内海想(池松壮亮)と瀬戸小吉(菅田将暉)は、放課後にいつも河原で話をしながら暇つぶしをしている。くだらない言葉遊びや、思いを寄せる女子へのメールの内容、時にはシリアスなことも語り合う。そんな二人を見守る同級生の樫村一期(中条あやみ)に瀬戸は憧れているが、樫村は内海に好意を抱いており……。

会話劇であり短編集という独特な作品。会話劇といっても、面白くてとにかく緩い、まさに漫才を観ているような感覚になる。また、短編集にした事で、淡々と進んでいってしまった印象の一方で、大オチを一定間隔で配置できる為、間延びせず、テンポ感も良かった様に感じる。こちらも緩く観れば、充分に楽しめる作品。
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