ゆずきよ

マグニフィセント・セブンのゆずきよのレビュー・感想・評価

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)
4.0
『七人の侍』という名作映画を基に製作された『荒野の七人』という名作映画を更にリメイク。
暖簾分けした3代目のラーメン屋みたいな感じです。
スープは継承しつつどの様な味付けになっているのか。
ちなみに私は初代、2代目共に子供の頃食べ…鑑賞した記憶はあるのですが内容はほとんど覚えていません。
また今度観てみよう。

物語は、悪徳成金地上げ屋であるピーター・サースガードが占拠した町を取り戻そうとヘイリー・ベネットがデンゼル・ワシントンに助けを求めるお話。
西部劇ってそうだけど序盤は中々の胸クソが悪い展開です。
そこからデンゼル・ワシントンが仲間を集めます。
協力する愉快な仲間達は
いっつも飲んでる陽気な女好きクリス・プラット
狙撃の名手だが幽霊怖いイーサン・ホーク
伝説の男にはしてはゆるキャラ感ヴィンセント・ドノフリオ
ナイフ大好きイ・ビョンホン
あんまり印象に無いぞマヌケル・ガルシア=ルルフォ
いつの間に仲間になったんですかマーティン・センズメアー
の6人です。
西部劇ガンアクション大好きな私は好きなアクションが多くほくほく。
ただ1対1とか少数精鋭対大人数というよりかは町を守る住人対悪党集団という構図なので広告でたまに見かけるタワーディフェンス系アプリゲームみたい。
個々のキャラクターや関係性、更には個性的な台詞であぁ西部劇ってこんな感じだったなぁと懐かしく思ったりもします。
個人的にはラブロマンス要素がほとんど無かったのも好印象でした。
後半は大きなアクションシーンが2つありしっかりと見応えのある展開で誰がどうやられるのかも予測がつかなかったので面白かったです。
ラストまで楽しめました。

最新鋭の銃もそれはそれで魅力的ですがアクションも含めて無骨な銃はやっぱりカッコいいです。
元々が名作映画のリメイクなので面白くない訳が無いし今の気分にぴったりで観て良かったと思えた映画です。
ご馳走様でした。
ゆずきよ

ゆずきよ