れんこん

マグニフィセント・セブンのれんこんのレビュー・感想・評価

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)
4.8
【彼らは崇高なる男たち】
マグニフィセント・セブンを観た。
(七人の侍と荒野の7人は観てません)

ストーリーは単純明快
悪徳実業家のバーソロミュー・ローグに搾取される町を救うべく〝7人のはみ出し者〟が立ち上がるというもの。

委任執行官として指名手配犯を粛清する〝お人好しダークナイト〟ことデンゼル・ワシントン
ナイフを得意とする東洋人ガンマンのイ・ビョンホンや通りすがりのインディアン、そして平常運転のクリス・プラット

クセの強い男どもがアッセンブル!!
まさに荒野のジャスティスリーグと言うわけだ。



たしかに〝内容が薄い〟とか〝全然町を守れてない〟なんて言う意見が出るのも分かる。
だが、そうじゃない
内容なんて抜きで命懸けで戦う男達を純粋に応援する映画なんだと
少なくとも俺は思う。


メルギブの〝パトリオット〟もそうだったが、〝民衆が支配から立ち上がる系映画〟フェチの俺には堪らない作品だった。


そして最高に痺れるセリフが多い本作。
そのなかでも一番心に響いたのはクリプラの
「銃を磨いて 輝きで敵の目を潰せ」
だった。

幸せな映画だった。
れんこん

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