ku

ベイビー・ドライバーのkuのレビュー・感想・評価

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)
4.1
音楽とアクションの融合

内容は、幼い時の事故の後遺症によって耳鳴りに悩まされながら、完璧なプレイリストをセットしたiPodで音楽を聴くことで驚異のドライビングテクニックを発揮するベイビー。その腕を買われて犯罪組織の逃がし屋として活躍するが、デボラという女性と恋に落ちる......というもの。

主人公のベイビーが耳鳴りを消すために常にイヤホンをつけて曲を流しているため、今作はそれに合わせてベイビーが聴いてる音楽が流れます。場面に合わせて曲を変えたり、曲のリズムに合わせて銃声が響くシーンはお洒落で、警察とのカーチェイスも見どころです。

悪者であるジェイミー・フォックスも、ボスであるケヴィン・スパイシーも役が似合ってますし、ベイビーのような若者と違い、いくつも悪行を重ねているだけあって貫禄があります。

里親、ボス、彼女、犯罪組織のどれかが欠けてても面白さは減っていたのかなと。犯罪組織に加担しているものの、根っからの悪人という訳ではないベイビーの人の良さが、里親との会話や、女性銀行員に対してのとある動き等で描かれていて好きです😌
ku

ku