やむちゃ

ベイビー・ドライバーのやむちゃのレビュー・感想・評価

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)
3.6
備忘録
2017.9.16 なんばパークスシネマで鑑賞。

音楽を聴くことで集中力が高まり、天才的なテクニックで車を運転できる青年が主人公のお話。
主人公は、訳あって銀行強盗の逃走役のドライバーをしており、ようやく足抜けできそうになるが、強盗のボスはやめさせないため脅しをかけ、止むを得ず逃走役を続けることになり、危険な状況に追い込まれることになるといった内容。

おもしろかった。
流れる音楽も良く、カーチェイスシーンも迫力があり、リズミカルでテンポも良い。
主人公が音楽を聴くのには耳鳴り防止の意味もあり、決してチャラい若者ではない。恋人や家族もごくごく普通の人たちで、ささやかに暮らしている。ボスも悪事に手を染めながらも、優しい面もあり、なかなか憎みきれないキャラ。
悪事に手を染めながらも優しい主人公は、その行いで最後に救われる。
暗くなりそうな内容だが、音楽と展開の速さでそうは感じなかった。
物語的に難しいだろうが、続編ができれば観てみたい。
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