his

ベイビー・ドライバーのhisのレビュー・感想・評価

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)
4.3
事故で肉親を失い耳鳴りを患った少年は、
成長し強盗専門の運転手として生計を立てていた。

最高のスキルを持つ彼に2つの出会いが映画では訪れる。

運命の恋と破滅をもたらす男。

借金を完済し最後の仕事を終えたはずの彼のもとに、
追加の依頼がやってくる。
固く絆を結んだ闇のボスの命令は絶対だ。
だがそこには、あの男もいた。


エドガーライトがギャグを本編では無関係のとこにおき、少年が男になる犯罪映画を生み出す。

もともと監督は映画に対しての音楽のアプローチは冴え渡っていたが、
今作では、音楽が手放せない男を描くことで、その音楽性が大爆発。

カーアクションは冒頭が最高で、
それ以降は音楽とストーリーなどのバランス感覚の高さを感じさせる一品。

ただシナリオ的には、ツッコミどころは随所にあり、話としてややロジカルではないかもしれないが、監督の個性が笑いからハンサムに振り切ってるので凄く見やすいし、傑作。
物語然とした作風なので、違和感を感じなければ凄く楽しめる作品。
his

his