バービーのdemioのレビュー・感想・評価

「旧時代の価値観・商品と思われがちだが、原初のコンセプトに立ち返れば、むしろ潜在的には進歩的である」というメッセージは『ザ・マペッツ』の手管で、
ウィル・フェレルが得意の偏差値ゼロ人間ギャグを張り、
ジェンダーロールの問題をめぐるウワモノはさておき、ベースはどこまでも00-10年代のアメリカTVショー派生系コメディ映画の体系（方法論的資産）を蔵から引っ張り出した作りだった。