このレビューはネタバレを含みます
初日の10時上映開始だからか、ほぼ満員。
女性比率高め、ちらほら子供も。
いつもの映画館と少し客層は異なる。
おじさんには少し居づらい空気。
炎上騒動もあって心情的に観るの迷ってたけど、まあ宣伝担当がアホなだけで映画に罪はなかろう、ということで鑑賞。
結論から言うと、自分には合わなかった。
ジェンダー論とかルッキズムとか、見せ方が重要だと思うけど、複雑な物事を簡略化し過ぎ。分かりやすくはあるけど、ここまで分かりやすく記号化する必要があるのだろうか。
あと言いたいことはもちろん分かるけど、セリフにし過ぎじゃないかな。ちょっと説教臭い。皮肉にしてもセンスが合わなかったかな。
着地もありきたりだなぁ、と思ってたけどラストだけちょっと良かったかな。
全編通して決して退屈とかつまらないわけではないけど、なんというか自分は100パーセントで楽しめなかった。この世界観に浸れるかどうかで評価が分かれそうな映画だと思う。
ただ総じてグレタ・ガーウィグの映画とは思えなかった。