ちこまる

バービーのちこまるのネタバレレビュー・内容・結末

バービー(2023年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

子どもも観れるよ困難もあるけどキラキラ系と思ってたら初っ端から残酷でびっくり

その表現、演出必要だった?
ってシーンがいくつか
現実を突きつけるためにあえて過激にしてるのかもしれないけど個人的に好きじゃなかった

男性軽視、性差別を無自覚でしていたバービーの世界はほんの少し前の人間の世界だと。
当たり前だと思っていたし最高な環境だったバービーは変化を恐れ、不満を抱えていたケン達は
男社会をつくろうとする。

職業があって個々として成り立つバービーと比べて何も持っていないケンの気持ちは理解できた
何者かにならないと自信が持てないよね
自分が何かなんて分からないよね

自分のままでありのままで良くて
結末なんて無くたっていい
結局どうなるか、なんて考える必要ない。
一度言ったことも変えたっていい
どう生きたっていい
その辺のメッセージは勇気をもらえる人も多いと思う

ただ一貫してストーリーは女性軽視、男尊女卑の風刺的な問題メインで
なんだか今さらこんな事伝えないとまだ
分からない人がいるの?ってそこにガッカリ
まぁ何度伝えたって伝わらない人もいるだろうから伝え続けるべき事ではあるのかな

テーマは時代に合っているようだけど
これをまた観たいとは思わなかった

誰かにみせてやりたいと思う時はいずれ来るかもね
ちこまる

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