〝自分のままでいい〟
日常の中にある鎧のような言葉たちを脱がしてくれるような素敵な作品でした。
私と場合はBarbieと育ったわけではなく、セーラームーン人形が幼い時の相棒だったのです、がやっぱり幼少期に女子の憧れてきた世界への記憶って大人になってもあるし、でも忘れてしまうこともある。
幼い頃に純粋に憧れていた大人の世界は、大人になってみると汚れて見えて不安でいっぱいで、沢山の言葉たちが女性を苦しめていくんだなと身近な固定概念とか価値観に自分も悩んで歳をとるのが怖くなってたことを再確認できました。
Barbieの可愛らしい世界に大好きなマーゴットとライアンが居るだけでずっと期待していた作品でしたが、Barbieファンにはたまない要素が多かったなと。
ポップに女性のあり方や夢や理想、そこに迫ってくる障害と不安を表しつつもBarbieならではの可愛い世界観と女性を代表するマーゴットだからこそ演じられたBarbieそのものが本当に素敵で終始感慨深かったです。
女性に特に観て欲しい！
一人で見ても泣けて笑えるし、男性と見ても考え方がきっと変わるはず。
初めはキャスト発表があったときにライアンがケン？と驚きで違和感がありましたが、ライアンだから出来た最高のケンでした。ケン、なんて愛おしいんだろう、、、
誰もが一生懸命で、誰もが素敵で、今を生きることが楽しくなる最高の映画でした！期待以上すぎてしばらくBarbieを超えられる映画を見つけられそうに無いです！
