バービーのさーちんのレビュー・感想・評価

マーゴットロビーがバービーなんて見るしかない！と思いストーリー関係なく絶対見ると決めていた映画。予告をみてみればただのハッピーな映画ではなさそうだぞと思ったし、世間の評判だと相当なフェミニズム映画なのか？とちょっとびびっていたけど。バービーランドの世界観や音楽は文句なしに最高にキュートでピンクでハッピー。ブラックジョークがたくさん飛び交い痛烈。確かにフェミニズム感強めで説教くさくなってきたか？って思ったら後半どんどんケンに注目してしまい思ったよりフェミニズム感なくない？むしろ有害な男らしさからも男性が救われて男も女も関係なくお前はお前って人類皆ハッピーな映画なのでは？てなった。なんならバービーより救われてる感あったよ。いっそ振り切って男たちをやっつけてスッキリってやったほうが映画としては盛り上がったんじゃないかと思うよ、マテル社とも特にやりあわなかったし。それをせず新たにバーバラとして生きることにしたバービーが良かったと思う。バス停？で出会ったおばあさんとのシーンがとっても素敵だった。