男が偉いとか女が偉いとかないと思うし、ほどよく譲り合ってお互い得意を活かし合いたいなーと理想では思っても、なかなかままならぬ世の中。
映画の男性中心の世界、女性中心の世界、と極端な２つの世界を対比させる見せ方が、私には刺激が強すぎて、「そんな強い言い方しなくても…」と、他人の喧嘩を見ているようにどきどきヒヤヒヤしてしまった。
呪い（という言葉はちょっと違う気もするけれど）を解く鍵となるグローリアの叫びには本当に共感して、いつももやもやしている自分の心の内をすごくクリアに言語化してくれたようで、このシーンに出会えただけでもこの映画を見て良かったなと思った。
