ぺー

バービーのぺーのレビュー・感想・評価

バービー(2023年製作の映画)
1.6
映画 バービー(2023)アメリカ/114分
監督 グレタ・ガーウィグ
脚本 グレタ・ガーウィグ
   ノア・バームバック
原作 マテル
音楽 ビリー・アイリッシュ
主演 マーゴット・ロビー
   ライアン・ゴズリング
   ケイト・マッキノン シム・リウ
   デュア・リパ ジョン・シナ

日本公開前に原爆をミーム化されたある意味、悲劇的な作品。ですが日本ではあまりヒットしてない雰囲気なので、恐らく原爆の件でという訳ではなさそうな雰囲気は観る前からも伝わってきました。
せっかくなので、鑑賞してきました。
1年前くらいにバービー映画化のニュースが流れて気になってはいて、予告編観て面白そうじゃんとは思っていたのですが、
正直なところ、社会風刺とかのメッセージ性が強すぎてエンタメ性がそこまで感じられない作品となっていて普通でした。
悪くはありません、映画としては良かったです。
ファシズム、フェミニスト、多様性、とかぶっちゃけそんなんどうでもいいのでバービーで楽しませてくれとは期待してたものの、期待を裏切られた感じがあります。
すっげぇ複雑な心にさせた作品でした。
全体的にネガティブだし、モヤモヤする。
マーゴット・ロビーがそれを言うなのナレーションがワロタ、確かに説得力無いわ。
勿論クスッとするシーンもあり笑えますが、説教臭くて嫌いになりそうだったので2時間以内に収めてくれて良かったです。
リアルワールドとバービーワールドの間に裂け目が出来てしまい、それを阻止するために人間界へやってきてバービーが色々知ってしまうお話です。
別に僕自身はそこまで性別の権力的な事思っていなく何も考えないまま生きてきましたが、考えさせられることが多くて脳みそ疲れました。確かに性差別は良くないですよ、男性が女性にセクハラするなんて酷いモンですよ。女性が強いのも良いですし男性も強いのも良いですよ。泣きたい時は泣いて頑張る時は頑張る、それが人だと思ってますし。
だからといって自己中心的に俺が強いやら私が強いやら性別がどちらか片方に権力を握ってしまえば本作のような醜い事態が起きてしまうのです。でも本作の場合はバービーワールド=女性が主役で男性が助演の立場の世界、元々の世界を崩す訳にはいきませんよって事で描かれていたので納得は出来ましたが、某人気漫画家の方が仰っていたフェミニスト映画であるか?ないか?は少し考え直した方が良いかもと思います。まぁ、そんな事を言ってしまうお気持ちは分かりますが。
生きずらい世の中ですよ。なんすかマジで。
共通点のある話すれば、女性は被害者ヅラして男性に全て責任を追わせる事が最近は増えてますよね。全員じゃなくて一部の迷惑なキチガイがそれやってて飽きますわ。
他の方もレビューで仰っていましたが、最後の人間のオバチャンが言ってた事がガチの正論すぎで最後だけ納得しました。
褒められる点としては音楽凄く良かった、ビリーアイリッシュも良き。

もしかしたら、バービー人形の持ち主を探すために再会した相手が、もう大人で、バービー人形の風潮が段々と薄くなってきていて忘れ去られようとしている社会とかなんちゃらとかの方がより面白かったかもしれない。

ちなみに僕もフェミニスト大嫌いです。
うるせぇってなります。お前らのための世界じゃねぇしお前らの為の映画じゃねぇんだよって。
細かな事で性的搾取とかほざいてんじゃねぇよ。アホか。
最近ではディズニー映画やハリウッド映画でポリコレとか問題ですが、世界観にあった登場人物が必要なんだよな。これが理解できなきゃクリエイターの未来終わるぞマジで。下手に原作からかけ離れた人種と人物像とかやめてくれよ。原作リスペクトを忘れるなよ。

まずこのバービーで、何故人形が男性を攻撃しなければならないのか知りたいし、ゴミなので内容は思い出すだけで不愉快になります
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