スクリーン4
バービーにはまったく詳しくない。
バービーを使ってアメリカにおける女性の位置付けの歴史を踏まえて今の時代に通用する作品に仕上がっている。
それもシリアスではなく、お気楽前向きハッピーでありながら大事なテーマを内包した作品にすることにグレタ・ガーウィグ+ノア・バームバックは成功している。もっと違った切り口を期待した人は肩透かしを食ったかもしれない。
定番バービーが今の違和感を解決するため人間界人間界に赴き、自らの意志を確立していく。逆にケンも回り道しながらもも同じく自らを見つけていく。
紆余曲折後、バービーもケンも成長していく。
マーゴット・ロビーもライアン・ゴズリングも大好演。
マテルが製作に関与してるのが面白い。社長役はウィル・フェレル!
ケイト・マッキノンもシム・リウもいい。