このレビューはネタバレを含みます
今バービーを実写でやるにあたって、受けそうな批判はすべて織り込み済みでつくられていて、よくできた脚本。
が、主張に意外性は無いと言えば無い。
(この規模の映画でそれをやったのがすごい、というのはもっともなのだが)
アメリカ的な「どんなあなたも愛されるべき」というエンパワメントに若干食傷気味……
最後にバービーが婦人科に行くのは「自分のからだをちゃんとケアしよう」的なことなのか、いきなりすぎて面食らった。
Billie Eilishの主題歌が一番良かったかもしれない。
※北村さんのレビューを読んで
バービーランドは不死ゆえに生殖がない世界。だから女性は男性や子供に縛られず生き生きとしている。
しかし、バービーは創造主より人間の生/性を与えられるので、婦人科に行く必要も出てくると。