このレビューはネタバレを含みます
Barbieという記号‥時代とともに進化していく存在。添えもの扱いだったkenにも光をあてて物語は進んでいく‥。
マテル社の創設者であるルース・ハンドラーも登場し、自身の失敗や深い思いも語ってくれる。
今のマテル社経営陣は全員男性の設定で、Barbieの目覚めを阻止するような行動がコメディライクに描かれている。
オッペンハイマーとの絡みもあり、視聴を先延ばしにしていた作品。なにも先入観を持たずに観ることで深い味わいが出てくる構成でした。
悩ましい幼少期や思春期を過ごした大人たちへ贈る良作。