バービーのあやなのネタバレレビュー・内容・結末

とてもよかった

明るく美しいバービーのような女性が求められるが現実の女性はそうでは無い。暗い気持ちになることも、美しくいられないことも、自分に絶望して死にたくなることもある。そんな中でも女性はバービーのような理想的な女性を必死に演じている、そんな女性たちの苦悩や生きずらさをコメディを交えながらポップに描いた作品といえる。
男性は社会的地位を確立できれば男性として評価されるが、未だに女性は子育てしながら女として見た目を美しく保ち、謙虚に生きなければならない、そんな中で仕事でも結果を残すことを要求されている、そんな現代社会を生きる女性をリアルに描き出している、この映画の監督が女性であるからこそこの作品が創れたのだと私は考える。
女性にはもちろん、男性にこそ見てもらいたい映画だ。