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バービーのNのネタバレレビュー・内容・結末

バービー(2023年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます


ふと、女の子=ピンクとされてきたなかで
「水色が好き!」と言った女友達がものすごく
格好良く見え その日から水色好きを装う
ようになった自身の小学生時代を
思い出したのと同時に、

「あなたが大人になる頃には
青と緑が好き!なんて気にせず言える
世の中になる。けどピンクが好き!って
堂々と言っても良いんだよ。それがもし
世の中の固定観念からきたものだとしても、
あなたの”好き”という気持ちは
あなただけのものだからね」と
あの頃の自分に教えてあげたくなった。

*

“goodだと貶され betterを求められるが
bestにはなるな”という 周囲に干渉され
影響されてしまう生きづらさ。

理解や信念はあれど 不意にこびりついた
固定観念に邪魔されてしまう不条理さ。

自分を卑下し 思わず何かに縋ろうと
してしまう誰もが持ち合わせる弱さ。

…そういった混沌とした現実のあれこれを、
完璧でキラキラとしたバービーの世界で
繰り広げられるギャップに
完全ノックアウト!!(グレタ様様よ…)


賢くなければ綺麗でもない、
何者でもない自分だからこそ
大切な人達が離れていかないように、
“また会いたい”と思われるような
より良い人間にならなければ…

と正直ここ1年くらい苦しんでいたけれど、
自分が自分でいられることが最高に幸せ!!
と思える自分でいられるよう一旦バービーの
世界でマインドリセットして、
今日も今日とて この現実世界で逞しく
そして楽しく生きていくぞー!!
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