このレビューはネタバレを含みます
世界観も展開も良かった、良かったがために最初の最初でバービー人形と出会ってしまった少女たちがずっと遊んできた赤ちゃん人形を壊すシーンに違和感を持ってしまった。
どうして暴力的に壊す必要があったんだろう。
フェミニズムの話をしたいはずなのに、バービーのいる世界は最初からずっと女性だけが存在意義を持っている社会でケンたちが逆に男の価値や権利を間違った形だが気づき、根強い女社会から男性社会に塗り替えようとするも、結局はバービーたちが女性社会を取り返していくストーリーにうーん?となった。
女性の不平等や差別を無くしていくのがフェミニズムじゃ無かったけ?
バービーの世界に最初から最後までケン(男性)の存在意義も権利も無かった。
見ていてケンたちが可哀想に思えた。