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バービーのsarのレビュー・感想・評価

バービー(2023年製作の映画)
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アメリカン映画らしく偏っていてかなり極端で大袈裟な描写が重ねられている。世界の複雑さが、まるでバービーの世界のように箱という枠組みに納められていて、ただのフェミニズム映画というわけではなかったけど、フェミニズムの香ばしさ(自立する女性は素晴らしいという大袈裟な描写)が強くて、出てくる男性がみんなバカで、それに対する違和感はあった。最近出てくる男性がみんなバカでまぬけな作品が多くて、女性の素晴らしさを際立たせるための演習なのだろうけど、二分化されて世界人口の半分がこんなバカに描かれてると思うとなんだか悲しくなってしまう。
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