♯153 実話系ボクシング映画
パナマのスラム育ちの少年がストリートファイトでボクシングの才能を見出されトレーニングを重ねてプロボクサーとなる。その後お嬢様ブロンドJKに一目惚れしストーカーの末なんとか付き合うことに成功。ボクシングの方は腕利きのトレーナーと大富豪のプローモーターの力で世界タイトル王者までのし上がるが初防衛戦で歴史的な出来事が発生するストーリー。
◆良い点/注目ポイント
・ヒロインのアナ・デ・アルマスの人妻になった時の色気にやられてしまいます。スペイン語✖️美女の組み合わせは最高です。
・デニーロ演じるトレーナーの技術面での戦術よりも試合のシナリオメイクを意識した戦略重視の指導はとても凄い興味深いです。
・デニーロがNYのマフィアに脅されてビビる表情は見事としか言いようがない演技の幅広さです。コーザノストラの首領ヴィトー・コルレオーネやアル・カポネをはじめその他数々のマフィア映画超大作でマフィアを演じてきたキャリアを全く感じさせません。これって竹内力が借金取りに胸ぐら掴まれて泣きべそかくくらい難しいシチュエーションだと思います。
◆改善点
・ボクシングのシーンは私が普段総合格闘技の試合を動画で視聴しているせいかパンチの動きが物凄く遅く感じました。プロボクサー同士のスパーを撮影し顔だけCGで合成しても良かったと思います。
◆総括
・実話ベースの為そこまで意外な展開はありませんでしたが、父親との再会は印象に残りました。あとパナマのスラムで子供達に生きる術を教えているお兄さんの存在が極限の貧困状態でもセーフティネットが存在していて良かったです。
-2020年 153本目-
