このレビューはネタバレを含みます
長かった。
マフィアとして成り上がっていくにつれ、フランクが鉄砲玉から中間管理職になっていく展開と、マフィアのビジネスから、フランクの周りの子供みたいなやつをひたすら宥める場面が続いていく展開が重なっていき、フランクが何をしたかったのか、したいことはあったのかどうかすら不明瞭なまま終わったのが印象的だった。
暴力性だけを得て、子どもにはずっと嫌われて、何となく偉くなり、何となく秘密を律儀に守り続けて、恐らく死んだ。
フランクは何のためにマフィアになったのか。たまたまか。