このレビューはネタバレを含みます
マーティン・スコセッシがロバート・デニーロと組んで、
更にジョー・ペシ、アル・パチーノにハーヴェイ・カイテルが出るなら観ないわけにはいかない。
Netflixに加入しているので自宅で作品は観られるが、
これは映画館で観ようと決めて映画館に足を運んで観て来た。
結果的には、やはり映画館で観て正解だった。
マフィア、政治家、弁護士、トラック運転手組合など一癖も二癖もある男たちが複雑に入り乱れ、気にくわない奴には銃弾を撃ち込んで殺すフィルム・ノワール。
スコセッシらしく、だいたい15分間隔で人が殺されるなど暴力表現は健在だった。
だがこの作品のクライマックスは、
老境に至ったスコセッシだからこそ
撮れたのではないだろうか。
I.L.Mの技術で実現したという
ロバート・デニーロの若返った姿は
全く違和感がなくて驚いた。
最後に、大好きなハーヴェイ・カイテルの姿を久々にスクリーンで
観られたのは嬉しかった!