このレビューはネタバレを含みます
いやー...軽い気持ちでみたらめちゃめちゃ引き込まれた...
マフィア映画だいたい登場人物多すぎてついていかれないんだが、主要の3人が分かれば大方いけた。
キャラクターの描写が上手だなあ〜
みんなキャラが立ってて助かった。
ジミーのとこがつらかった...
最初こっそり助けんの!?とか思ってたので余計に()
なんだか憎めないやつだなあと思ってたけど、まあでもこうなるよな...という結末。
フランクが案外あっさりしてて、色んな感情に蓋をしてるのか、元々の気質だったのか。
この世界で生きる人たちは遠い世界すぎて想像もつかない。
娘のことを思うとやるせない。逆らうわけにもいかないだろうしなあ...
後マフィアあんなに人を殺してるのに死刑にもならず暮らせてるのホンマ不思議...
法ってなんなんだろうな。
おじさんたちが楽しそうにしてる様子が微笑ましさすら覚えただけに、観終わった後は心にぽっかり穴が開いた気分。
人生において必要なのは、もしかしたら心許せる誰かの存在や、自分が誇れる何かなのかなと思うと奪うばかりとなってしまったフランクの人生が寂しすぎる。
いつか自分も老て死ぬのだろうなと思うと、色んなことを積み上げる価値を思う。
最後祈るところ、正直祈りなんか意味ないのに何やってんだろって思ってたけど
あれは自分を慰めるために行ってるのかなと思うとすごく価値があるものに見えた。
最後まで哀愁たっぷりで、正直Netflixだったので期待してなかったらとんでもなかった()
所々よくわからんかったのでもう一回見直そう