Boss2054

ノクターナル・アニマルズのBoss2054のレビュー・感想・評価

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)
4.7
アーロン・テイラー=ジョンソンが次のジェームズ・ボンドに決まったらしいト云うニュースを耳にした。
さらにそのきっかけになった作品がこの作品だと知った。
果たして、プロデューサーと云う人間はどこをどう見てキャスティングするのか知りたくて、この作品を観てみた。
ちなみにアーロンは、この作品で、
第74回ゴールデン・グローブ賞の助演男優賞を受賞している。

トム・フォード監督の作品は初めて観る。
トム・フォードと云えば、
ジェームズ・ボンドのスーツのイメージ。
ワタシの憧れでもある。
実にスタイリッシュ。
で、映画も実にスタイリッシュ。
原作はあるが、
脚本もトム・フォード。
実に才人なンだな。

物語は主筋ト劇中劇の二重構造。
どちらもミステリー仕立てなので、
興味津々。
主筋の主人公は、エイミー・アダムス。
劇中劇の主人公は、ジェイク・ギレンホール。
どちらの展開も先が読めないまま展開するので、
最後まで飽きるコトなく観るコトが出来る。
保安官役のマイケル・シャノンが良いなあ〜ト思っていたら、
第89回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされていた。
さすが!

肝心のアーロンは、悪役を演じている。
それも、かなりな極悪人。
コレをまんま観て、ジェームズ・ボンドにはキャスティングしづらいトワタシなんかは思うのだが、
プロのプロデューサーは、目のつけどころが違うのだろう。
どこを見て、ジェームズ・ボンドだと思ったのだろう⁇
ト、思ってしまう。
が、前記したように確かな演技力はある。
さらに独特の雰囲気を持っているコトも感じられる。
そこらあたりが条件に合ったのだろうか?

とにもかくにも新しいジェームズ・ボンドに期待大である❣️
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