とにかく重〜い2時間でした。
資本家階級出の主人公という設定に沿う品がある衣装や装飾品が並び、重厚感を感じるシーンが並べられています。それが煌びやかに映りつつも、ストーリーは復讐を題材にしているところも有り重いです。どのシーンも何かが起こりそうな怖さが有り、気を抜けるシーンがありません。
観終わった直後は重たさばかりが頭に残り、少々の不快感も感じていたため、あまり高いスコアを付けるつもりがなかったのですが、冷静に振り返ってみると良い言葉が並び、凄く良い映画だったのではないかと思えてきます。
間違いないのは、軽い気持ちで人に勧められる作品ではないことです。ただ、面白いと思えた人にとっては忘れられない作品になりそうな可能性を感じます。
