このレビューはネタバレを含みます
トムフォードの映画監督としての才能と、デザイナーとしての才能を一気に堪能出来てとてつもない贅沢をしてる気分に。
人間の心に潜む、裏切り・憎しみ・哀しみ・暴力性もトムフォードの魔法にかかるとこんなに芸術的なものになるのね。
あまりにも美しい画ぢからにドキドキワクワクしていたら、その後に続くお話は精神的にも肉体的にも暴力のオンパレードで、、あぁ凄い…素晴らしいギャップ…ってノックアウトされた。
強烈に美しい映像だからこそ、物語の残酷さが際立った歪んだ作品になっていた！
なんなのトムフォード。
頭の中どうなってるの？！
過去に自分を裏切った女へ送る物語はこんなにも暴力的になれるのか。
そして小説により彼女は因果応報に悩まされる。
彼女の心臓をえぐるようなラストの○○。
いいぞ、ギレンホール！！
