難解だった…
いろんな解釈ができ、それは本当に十人十色になるのだろう。
あの衝撃的なオープニングは何を表しているのか。なぜエドワードは「夜の獣たち」を送りつけてきたのか。ラストシーンに隠された真意など、いくらでも語れそうな気がする。…がやはりスッキリできないあたりが個人的にポイントを落としてしまっている要因である。
それにしても現在と過去と小説を同時に進めていく手法は素晴らしかった。独特のテンポを生み出し、120分とは思えないほどあっという間に見れた気がする。
そしてまたしてもジェイク・ギレンホールのすごさを見た。こんなに幅の広い俳優は他にはいないだろう。
好き嫌いははっきりと別れそうであるが、見せ方や映像などファッションデザイナーならではの美しい映像も楽しめるサスペンスの良作である。