もしも「マッドマックス」の荒廃した近未来の世界観に、ゾンビを登場させたら面白いんじゃないかというアイデアを映像化。B級映画製作でお馴染みのアサイラム社が製作した「マッドマックス」を意識したアクション映画。
アサイラム社のいわゆるパクリ映画にしては雰囲気はパクれているしまずまずの内容。マッドマックスの世界にゾンビをっていうのも面白い。そのアイデアが十分に活かされているかは疑問ですけどね。低予算の影響でゾンビの大量出現シーンなどは一切ありませんし、後半はゾンビどこ行った?お帰りですか?というくらいゾンビの存在感が薄い。
アクションシーンもあまりなく単調。マッドスピードとは言うがスピード感は皆無。主人公は魅力無いし活躍しないし、アンジョリーナ・ジョリーもどきの女優さんはそれなりにイカしていた。
ラストは強引に終わらせた感が強く何だか良く分からないし納得出来るものではないです。
色々ツッコミ所は満載の映画ですが、この手の映画としてはまずまずは楽しめた映画でした。
