OtoT

22年目の記憶のOtoTのネタバレレビュー・内容・結末

22年目の記憶(2014年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

新聞記事から着想を得て脚本を執筆したらしい。発想が良い。
ラストのスピーチは圧巻。リア王において道化がふざけながらも王に真実を伝えるのと同様に政府への風刺にもなっている。
国家によっていかに人が振り回されるかというのはすごく伝わる。

ただ、女性の描き方が雑。おそらく父に振り回された息子がそれを乗り越えて「父になる」ことを描きたかったんではないかと思うけど… 堕ろせって言われた男が帰ってきてすぐ許しますかね。そこがあまりに男にとって都合が良すぎるように見えたし、中途半端に入れるくらいなら女性とのいざこざ全て省いた方が良かったと思う。
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