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22年目の記憶のkassyのレビュー・感想・評価

22年目の記憶(2014年製作の映画)
3.4
韓国で南北首脳会談のリハーサルが行われたという記事に着想を得た22年に渡る父子の物語。1972年、南北首脳会談に向け、韓国は北朝鮮の最高指導者・金日成の代役を選抜。選ばれた役者のソングンは、役に没頭し、自分を金日成だと信じ込んでしまうドラマ。

秘密裏に行われたオーディション、国家に関わることとはいえ、やっている側は犯罪行為です。人権侵害にもほどがあります。本人の意思の弱さと変なプライドもどうかと思いますが、人を変えておいて最高傑作といい放つ上官が憎くてしょうがない。子供も振り回され放しで可哀想。最後に見せる演技、正解なのか分かりません。良くも悪くも韓国らしい感じでている感じです。

2024年5月19日(日) 12:00~14:30
BS松竹東急
録画鑑賞

(ストーリー)
1972年、韓国と北朝鮮との間で南北共同声明が発表される。統一ムードが高まる中、初の南北首脳会談に向け、韓国で北朝鮮の最高指導者・金日成の代役オーディションが秘密裏に行われる。合格したのは、売れない役者のソングン(ソル・ギョング)だった。完璧な金日成になるという使命を与えられたソングンは、役にのめり込むあまり、幼い息子テシクが“パパじゃないみたい”と言うほどの変貌を見せる。やがて、役から抜け出すことができなくなったソングンは、いつしか自分を金日成だと信じ込んでしまう……。それから22年後の1994年。成長したテシク(パク・ヘイル)が、ある事情で老人ホームに入居していたソングンを迎えにやってくる。こうして2人の同居生活が始まるが、テシクは日々、金日成として振る舞うソングンに振り回されっぱなし。だが、時折見せる父親としての顔に、思いを断ち切ることもできない。果たして、ソングンは父親としての自分を取り戻すことができるのか……。

ジャンルドラマ
製作国韓国
製作年2014
公開年月日2019年1月5日
上映時間128分
配給ファインフィルムズレイティング
公式サイトhttp://www.finefilms.co.jp/22nenme/
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