このレビューはネタバレを含みます
試写会にて、鑑賞。
劇場予告では、やや軽快な、コメディタッチな印象すらあったのだけど、
実際は、私情もあってか、私にはだいぶシリアスに映りました。
尊厳死とは何か、にフォーカスされがちなんだと思うけども、
家族との最期の過ごし方とか、周囲の苦しみとか、生き方とか、そういうことを考えました。
たまたま近しい人が亡くなって間もなかったので、
いろいろと私感とダブってしまって、素直に映画の感想として書けているかはちょっと微妙だけど、
家族への思いを馳せながらの90分を過ごしたことは確かかと。
人生の終え方の1つとして、尊厳死を選べる道ももしかしたらあるかもしれないけど、
万人に取ってってそれがハッピーエンドってことでもないし。
ネガティヴな発言としてではなく、当然のこととして、人は死に向かっていっているわけで、いい人生だったと思って終えられる生き方をしたいなと思いました。
好きだったのは、
ビニールハウスの友情ストリップと、
二度も停電でミッション失敗した結果、死を諦めて生きることにしたところ。