■ あらすじ
『スケボーの練習をしている若い男の前に、スケボーを売ってくれと理不尽にせがむおっさんが現れる。
なぜ、おっさんはスケボーを売ってくれとせがむのか!?』
■ 感想
かなりハイレベルなスラップスティック・コメディ映画。
スピーディーで質の高い「さまぁ〜ず」のコントを観ているような感じだ。
キャラクターは興味深いし、テンポもいいし、何よりも面白い!!!
邦画のコメディー映画で笑った事って数えるくらいしかなかったけど(失笑は何度もある)、これは笑える!!!
「福岡インディペンデント映画祭・5分ムービー部門」でグランプリを受賞だけあって、笑えるだけではなく、演出や編集もレベルもかなり高い。
おっさんと青年が会話にて、切り返しの度にズーミングするシーンがあるのだが、4分の短編映画で実に51回も繰り返す。
普通これだけの数をやったら、くどく不愉快に思うのだが、全くそういった負の感情を感じさせずに、むしろそれをギャグに使い視聴者の笑いを誘う事に成功している。
非常に面白く素直に笑える作品なのだが、「伝説の~」のくだりはちょっと余計かな・・・。
青年「速いのかよΣ(゚Д゚)スゲェ!!」
10秒後・・・
青年の顔をズーミング
青年「・・・って酔うのかよ (*`Д´)っ))ナンデヤネンッ!!」
の方がテンポよくて良かった気が・・・。