クラリス

天空の城ラピュタのクラリスのレビュー・感想・評価

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)
4.9
宮崎駿が生きてる時代に生まれて良かった。ジブリを観て育つことが出来て良かった。と、心から思う。
今はまだ有名人の訃報ってひと昔前の世代の方が多いのだけど、宮崎駿・久石譲・明石家さんまの3人が亡くなったら私の心にもぽっかり穴が空くんだろうな。

パズーはジブリの男キャラの中で一番主人公主人公してる気がする。ハウルはイケメンだけど、パズーは男前って感じ!
シータのために体を張る姿は12歳とは思えない。壁や木の根にしがみつく腕の力が半端ない(笑)

印象的なのはやっぱり海賊船での生活シーンだよね。現場に着いて数秒でやるべき仕事を理解し取り掛かれるパズーのできる男っぷり、気が遠くなりそうな「食事は1日5回」、解放されると喜んでたのに皆こぞって手伝いにくる厨房、夜の見張り台でのほんわか密会…
田中真弓さん、「あはは!僕は海賊にはならないよ!」って言ってたのに、今ではすっかり海賊王を目指されてて…笑

あと音楽も素晴らしい。
映画の主題歌が小学校の教科書に載るってスゴくない?合唱で覚えた「君をのせて」のアルトのハモリ、今でも歌えるもんな。あとパズーがトランペットで吹いてる曲も聴きすぎてるので歌える♪

この作品はめちゃくちゃ続きが気になるなぁ〜!まずは親方と奥さんに無事を報告しに行くとして、シータの故郷とパズーの家、どっちで暮らすんだろう。でも絶対2人で一緒にいて欲しいな。
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