このレビューはネタバレを含みます
“死にたい 映画”で検索して出てきた今作品。
1979年、思春期真っ定中のジェイミーと夫と離婚してから息子のために新たな父親を探しながら暮らすドロシアと2階の部屋で暮らす写真家アビーと近所に住む友達以上恋人未満な関係のジュリーとドロシアの彼氏(？)のような存在のウィリアムのひと夏の出来事。
まず演出がセンスがあって、観ていて楽しい。アビーの写真集の映像や登場人物の若い頃の写真やラストなど洒落てるなあと思いました。
それぞれの登場人物にフォーカスされて話が進むので、ひと夏の中でもみんなどこか人に隠したい部分が見えてきて心のどこかで身近な存在に感じた。想像していた未来通りにはならないんだよなあ。
大人も混じった青春映画でした。
結局みんな仲良くずっと一緒ってエンドではなく、それぞれの道に進んでいくエンドで本当に良かったと思う。
2022/70
