内臓マン

20センチュリー・ウーマンの内臓マンのレビュー・感想・評価

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)
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初心者二百六十七作目!!!

【概要】
Amazon prime videoで視聴。
明日「カモンカモン」見に行くのでマイクミルズ予習!

【感想】
おぉうめっちゃええやん…。
明日のハードルが上がっちゃうけど大丈夫そう…?

まずまず映像がカッコよすぎるな。
カジュアルカラフル見てて楽しい。
場面によって大分構図とか影の感じとか使い分けてます引き出し多いなぁ〜。
劇伴とかファッションとかも全体的にかっこいい!
年代別ファッションのご茶混ぜ具合で満足満足。

人生は何が起こるかわからない、だからこそ素晴らしい。
終始内面に深く入り込む内容なので小難しく考えてしまいがちなタイプの映画ですねこれ。
あれやこれや考えてる時の不意打ち名シーン連打なんなんこれ凄い、強い。
この年代はこういう傾向なんだぁとかあーだこーだ思ってると一気に目の前に美しい場面が映し出される。
年代間が大きい人間関係っていいなぁ…!
煩わしいことばっかだけど本当に与えられるものが多そうで刺激的ですよね。

そしてエルファニング出てたんですね!
そうそうやっぱこういう役が好きだわ!
彼女は複雑であればあるほど味が出ますまあ今回は大人っぽすぎたけどね。
本作は全体の年代間の対比というよりかは年代別女性の対比って感じだったかも。まあタイトルからわかる通りなんですけど。
私たちより上の年代の人達って「弱さ」を隠してるんでしょうか?
それとも見ないようにしてる?
自分の全てをさらけ出すことに対して何か不安が付きまとう世代だったんだと思います個人的にね。
それでも確かに自分をさらけだしたところでそれが本当かも分からないし表面上結局何も変わんないし…。
どんどん複雑になりますね世界は(笑)
それが本当に楽しいよね。

「受け入れる」と「受け止める」は違うらしい。なんかテレビで言ってた。
相手の主張を理解してその全てを肯定するのはたまにで良い。
今は受け止めろ。
理解に留めとけ。
考えるも考えないもお前の自由だよ。

まあ今の若い人は見るべきだろうなー。
構成も上手いしセンス凄いし損は無いです。
「Why can't I touch it?」
このサイテーな世界の終わりでも流れてたな。この曲サイコー。

【終わりに】
やっべぇ感想だいぶごちゃった。
いやこれ凄い考えちゃう映画だから!
整理するのムズすぎるから!
もっと年取ったらもっかい見たいそして整理したい。
内臓マン

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