ヘラルドスクエア

20センチュリー・ウーマンのヘラルドスクエアのレビュー・感想・評価

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)
4.1
アメリカの中流白人たちのリアルをノスタルジックに描いています。
過去から現在(1979あたり?)の繋がりとか
さすがのストーリー構成です。

インディーズではないけど、
いわゆるマンブルコアの流れを汲む作品なのかな。
今をときめくグレタ ガーウィグさんも普通に出ていますし。
そしてなんと言ってもアネット べニング姐さんに釘づけでした。この演技は最高クラス!アカデミー賞級ですね。
好きな女優さんだったけど、まさかこんなに素晴らしい演技派だったとは知りませんでした。

マイク”ソニック ユース”ミルズ監督なので音楽(母べニングさんはサッチモ好きで、若者たちはパンク後期からニューウェーブにうつり変わる時代の空気感とか)やストリートファッション(ディーボやトーキングヘッズのロゴTとか)にはこだわっています。
テンポのいい映像のエフェクト処理は相変わらずおしゃれ〜。