監督自身と母親がモデルの、母と息子をベースとした女性が主役の作品。流石映像も洒落てます。
男性の監督が手掛けたこの作品は女性でありながらフェミニズムと聞いてもまるでピンと来ない自分に、対等である為に異性を知って思いやる事が大事なんだよという、肩肘張らないフェミニズムを教えてくれた気がします。
アビー姐さんの教育の賜物です笑
思春期にアビーの様な人が側に居てくれていたらなあ。
知った所でその先の難しさはジェイミーとジュリーの添い寝問題に表れてるんですけどね笑
劇中とても辛辣で傷つく言葉を聞かされました。大袈裟に言えば自分自身の老いを恐れる理由の様なもので。何がキツイって、それは男の子の口から語られてはいるものの女性の書いた言葉だっていうのが...
ジュリーとアビーの頃を過ぎてドロシアに向かって行く自分にとって、この強烈に残るシーンを観た瞬間涙が溢れてメチャクチャ泣きました。
んな事ねーわ!と突っぱねる強さが欲しい笑