生きている人間の流動性は凄まじくて土台理解しきれない、伝え切れるはずがない、物体から流動体へ向かう70-80年代再解釈。
妙に人間主体なのが苦手ではあったけどテーマは面白い。
ただいかんせん話がつまらないので困った。
別に親子を軸にしなくても良かったんじゃないか、、特にラストヒューマンドラマチックに急転したところは意味不明で当惑した。
それまでダラダラと描いてきた諸々のキャラクターが最後の最後で全部消え失せてしまい、なんだったんだという気持ち。
全体的にフックになるようなセリフが多かったのは良かった。
「幸せかなんて考えたら鬱になる」
「確かなのは人生は予想とは違うものになるということ」