このレビューはネタバレを含みます
とても美しい映画。風景や衣装、美術も全て絵になる。おしゃれ。
グレタ・ガーウィグがすごく魅力的な女性を演じていた。大好き!
シングルマザーとその息子を中心に、3人の女性の生き方にフォーカスしていて、女の幸せって?というか結局は人としての幸せって一体なんだろうと考えさせられた。カーターのTV放送の部分、以降のストーリーの軸になっているような気がするし効果的な使い方をしていておもしろかった。
わたしの大好きな70年代の音楽がたくさん。スージー&ザ・バンシーズ、Germs、レインコーツ、バズコックス、DEVO、トーキング・ヘッズ…音楽好きならそれだけでも楽しめると思う。淡々としたストーリーだけど、ラストはあったかさがじんわりと広がって、家族に会いたい気分になる作品だった。