えむ

レディ・バードのえむのレビュー・感想・評価

レディ・バード(2017年製作の映画)
3.8
等身大の女子高生を描いた作品だけど、アラサーになった自分の成長をも感じた。

国が違っても思春期の女の子って親とぶつかるし友達ともギクシャクするし、恋愛も思うようにいかなくてたくさん傷つく。でもそうやってたくさんの経験をするからこそ、大切なものに気付きながら大人になれるんだよというメッセージが感じられた。

私も家出するほど大学進学で母とぶつかったし、この人こそ私のこと大切にしてくれると思った男にはことごとく傷つけられたし、見栄張って嘘ついたこともあったから懐かしさを感じた。
でも今となっては母親には1番感謝してるし1番の理解者だと思ってるし、男には私以上に私を大切にできんのか?マインドだし、見栄張る必要ないくらい理想を現実にしてきた。あの頃の私に「嫌なことがあってもそれらは絶対無駄にはならないよ」と伝えてあげたい。
えむ

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