自分の苦い部分を掻き出されたような映画だったけど、すごく綺麗で美しかった
自身が母親との関係に迷っているからか、感情移入出来る部分が本当に多かった
私がセリフをひとつ足すとすれば、
「母親のことを世界一愛しているが、世界一憎んでもいる」
それはまるで、レディ・バードがサクラメントを嫌っていたように
そして、その彼女にシスターがかけた言葉のように。
愛憎関係は母娘の永遠の課題であり、
これを超える愛はないのかもとセンチメンタルになってしまった
度合いにより凶器(狂気)になりうるという意味でも。
もちろん、人それぞれだと思うが。