小林政広唯一のピンク映画。
家賃9万円のマンションの一室で川瀬陽太と葉月螢のふたりが一週間ただひたすらに身体を重ねる。1日ごとに経過していく構成だが、閉ざされた部屋で一日中互いの肉体を貪ることで二人はあらゆるしがらみから逃避を図る。川瀬は6日目には勃たなくなるが次第に愛情へと変化する様は観ていてむずがゆい気持ちになる。まずそうなパスタと「変な顔！」というセリフと共に散文的な気怠さが良い。人物像はヌーベルバーグに近い。

• #mingo2020

日本映画専門チャンネルにて鑑賞

「一週間　愛欲日記(R-15)」のタイトルで放送されたものを観賞。
大好きな葉月蛍さんが出てるだけで嬉しいわけですが、タイトル通り一週間ずっと愛欲にまみれる二人のお話。
一週間の時間の経過で二人の気持ちと身体の変化が面白い。
まあ、難しいことは置いといて、この映画も蛍さんが可愛くてそれだけで充分。
結末は、そっちへいっちゃうかって感じもしたけど。

原題：一週間
2020.09.08 ラピュタ