老若男女問わず楽しめる､勧善懲悪のエンターテインメント作って､そうそう簡単に作れるもんじゃない昨今､それを見事にやりきってると思った｡
リュ・スンワンが監督と聞いていたので､やはり「ベルリンファイル」的なシリアスなアクションを期待して観に行ったら完全に裏切られた｡ド頭からコメディ全開w
しかし特徴的な「狭い空間でその場にある道具を使って繰り広げられる」格闘シーンは相変わらず楽しい上に､広域捜査隊のチームワーク描写もテンションを上げてくれる｡
そして「誰がどう見ても悪い」敵役も､これでもかというくらいしつこく､その悪行および頭の悪さが表現される｡この辺はやはり､韓国社会の閉塞感みたいなものがあってこそなんだろうとは思うけど､それにしても「ベタ」をきっちりやり切ってて爽快｡
ツッコミどころも多々あるので､何人かで観に行ってそのあとご飯食べながらワイワイやるまでセットで楽しみたい作品でしたー
楽しかったー
