そこがこの映画の重要ポイントじゃないとは重々承知しつつも、創作なのかドキュメンタリーなのかはハッキリした方が良かったんじゃないかな。
この映画を世に送り出すことで伝えたかったメッセージを、僕は僕なりに受け取れたけど、伝え方によっては安っぽくなってしまうから。
小林聡美さんをナビゲーターに、普通にドキュメンタリーとして撮っても良かったのでは。上川さんとの元夫婦設定とかやり取りとか、特にメッセージ性を強めないと思った。
広島のNPOの話を知ることができただけでも、この映画には価値がある。殺処分ゼロという口では簡単に言えるが実行が難しい目標に向け、ガンガン犬たちを預かって、責任をもって養っている。見ているほど簡単にできることではないはず。
