fushigidane

残酷で異常のfushigidaneのネタバレレビュー・内容・結末

残酷で異常(2014年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

妻を殺してしまった主人公が、その罪を認めて受け入れるまで、何度も殺害現場を再体験させられる、奇妙なループ作品。

そして、自分も既に死んでいるという事実がある中で、妻が死ぬに至った経緯や、自分も何故死んだのか…という理由が、徐々に明らかになっていく。

ループする世界では、罪を再体験し、犯した者達の告会、グループカウンセリングみたいなものが開かれ、みな、自分の犯した罪を告白していく…。

会を進行するのは、TV画面の向こうに映る奇妙な人物で、不気味さ半端ない😓

主人公は、初めは自分が妻を殺したとは思っておらず、現場を再体験する事で何が起こったかを知り、自分がやった事を自覚していくのだが…。

色々と無理がある点は否めないが、この悪夢のループから逃げ出したい主人公が何やかんや足掻いて、ラストの捨て身の行動にはよくやったなぁ、と感心した😲👍
けど、ドヤ顔は良くないw

無理があるというか、ちょっとご都合主義な感じで、初めに殺そうとしたのは多分、妻の方なのに、後に死んだからと言う理由?で、主人公にだけ懺悔ループを科すのは、酷いなと思う。

妻が簡単に死んでしまったのも、そんな強く押さえて無かったやん?😓て思ってしまった。
でも、なんで主人公が懺悔ループさせられたのかは、やはり主人公の妻や子供に対する、生前の行いが悪すぎたのが原因だから、この結果は必然と言えるかも知れない。

自分の妻だけでなく、だいぶ昔に自殺してしまった女性をも助けたって事から、他の罪人も、頑張ったらどうにかして助けられるんじゃないかとも思うけど、主人公ほど何とかしたい気持ちが無いのかなぁ…。
などなど、色々考察出来そうな設定ではありました🙂

って事で、意外と楽しめました。はい、纏まりナッシング😓😂
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