タイトルから、ものすごく残酷でグロい映画なのでは？とずっと避けていた映画。そんなことはなく面白かった。
地獄のようなシチュエーションだなと思いながら見たけど、もしかしてこれが地獄に落ちるってこういうことなのかもしれないとも思う。何度も何度も自分の罪を振り返り、直視しなければならず、避けることも出来ない。自分のおかした罪を認めることはとても苦しいだろう。罪を受け入れることで安心するという人もいたけど、安心したところで被害者が救われることはないし、結局そこからは抜け出すことができないのは、それがただの利己的な安心であるからなんだろうな。
主人公のことが最初から全然好きになれなかったので、むしろ簡単に改心なんかせず痛い目を見れば良いと思っていたけど、なかなか考えさせられるオチだった。
